岩手のお米

稲刈り真っ最中の盛岡近郊の田園地帯です。
実りの秋は見てるだけで幸せな気持ちになるものですね。

さて、お米の品種は沢山ありますが、岩手県内の品種の作付状況はだんとつ「ひとめぼれ」です。
「ひとめぼれ」は「ササニシキ」からの転換品種として、全体の74%占めております。(もちろん今でもササニシキにこだわり作り続けている農家もあるんです)
そのほか、「あきたこまち」「いわてっこ」「どんぴしゃり」などがあります。
「ひとめぼれ」は宮城県古川農業試験場で生まれた品種で、コシヒカリと初星との交配から生まれました。
岩手県人としては、岩手県農業研究センターで生まれた、「いわてっこ」や「どんぴしゃり」も岩手ブランドとしてもっともっと普及するのを期待するところですね。

モミの乾燥

実りの秋です!
岩手ももうすぐ収穫のシーズンとなり、田んぼは黄金色に輝き始めており、心癒される風景が田園地帯に広がっております。

刈り取った直後のモミには水分が約20%~30%も含まれているため、モミが腐ったり、カビが生えたり、芽が出たりするのを防ぐために乾燥させる(水分15%ほど)必要があります。
現在はコンバインでの収穫が主流でライスセンターのような共同施設に運ばれ、火力乾燥機などで乾燥させ精米品質の均一化、安定化を図っているのだそうです。

一方で、昔ながらの自然乾燥を「ゆっくり乾燥させることで品質低下を少なくできる」「穂についたまま乾燥するので後熟が進む」「省エネ」といった理由から行う農家さんもおりますが、人手や時間のかかる自然乾燥は、一定量以上大きくすることは難しく、私たち消費者にとっては、なかなか手に入りにくいのが現状ですね。

世界でつくられているお米の量

家族が一同に集まるお盆行事も終わり、そろそろ夏バテぎみの方も多くありませんか?ごはんをしっかり食べて元気に過ごしましょう!
お米は世界中で作られておりますが、全体では約7億2000万トンも生産されております。その9割がアジアでの生産。
お米の取れる順位は以下の通りですが、なんと、世界中の生産量の半分を中国とインドだけでしめてますからすごいですね。
お米の種類もジャポニカ・インディカさらに細かく分類されていくのですが、日本人はやはりジャポニカ米のふっくらねばりのある炊きたてご飯が一番ですね。
そしてその地でとれたものをその地の人が食べるのが一番美味しいと感じる食べ方ではないかと思うのです。

ひと粒からとれるお米

1粒のお米が苗になりその1株からは約400粒の実がなるのだそうです。お茶碗1杯には約3200粒ものお米が入っているんだそうですよ。
つまりたったの8粒が翌年にはお茶碗1杯になるということ、
すごいですね、8粒のお米が1年大事に大事に育てられ、やっと私たちの1杯分になってくれるのですから、私たちは1年間で何粒のお米をいただいているんでしょうね・・・
あらためて、ひと粒たりとも無駄にせず、感謝していただきたいものですね。

陸羽132号とひとめぼれ

私たちが今美味しいお米をいただけるのも宮沢賢治先生が冷害やいもち病に強い「陸羽132号」を普及したことから始まります。
ササニシキ、ひとめぼれやあきたこまち「陸羽132号」のひ孫にあたります。

「君が自分でかんがえた/あの田もすっかり見て来たよ/陸羽一三二のはうね/あれはずゐぶん上手に行った」(宮沢賢治 稲作挿話より)

先人の努力があってこその今のおいしいお米なんですね。
感謝していただきましょう。

ぬか喜びな暮らし

本来「ぬかよろこび」の意味はあまり良い意味では使われませんね。喜んだあとにがっかりしてしまうような意味のない喜びのことを言います。
でも、糠の力を知ったなら心から本当の「糠喜び」をしちゃいます。
米ぬかには豊富なビタミンや繊維、そのほかさまざまな栄養が含まれております。
嬉しいのは腸をせっせとお掃除してくれるんだそうです。
日本人の2000人にひとりは大腸がんを発症しているらしいので、米ぬかは予防にもとても効果がありそうですね。
ぜひ、食生活に「米ぬか」を取り入れてみませんか?

お米のでんぷん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お米はほとんどでんぷんで作られております。
そのでんぷんには「アミロース」と「アミロペクチン」から構成されているんだそうですよ。
もちもち感はこのふたつの成分の量によって変わってきます。
そして、このもちもち感を出しているのが「アミロペクチン」
だからもちもち感たっぷりのもち米はほとんどが「アミノペクチン」で作られてるんですね。

普段食べている、うるち米もアミロースが少なくアミノペクチンが多いほうがもっちり感があるというわけですね。
ひとめぼれはこのアミノペクチンが多く含まれているのでもっちり感があるというわけです。
お料理の方法によってはアミロースが多いほうが良い場合もありますから、いろいろ使い分けするとお米をより美味しく楽しめますね。

夏場のご飯を美味しく食べよう

夏場の長時間のお米のつけ置きは細菌が繁殖しやすいんだそうです。
前日の夜に炊飯器にタイマーをかけて準備することが良くありますが、やはりそれもできれば避けたほうがよさそうですね。
では、忙しい朝をどう乗り切るか、それは、つけ置きしたまま冷蔵庫保存をして朝に早炊き機能で炊飯をするのがベスト。

また、残ったごはんを長時間保温にしておくよりも、すぐに小分けして冷凍保存しておくほうが美味しさを保ったままいただくことができるのです。そのほうが1週間位は炊きたてを味わえるんだそうです。
ごはんだけではなく、お惣菜なんかも、夏は日持ちがしないので残飯になってしまう事が多くなりがちですが、しっかりした保存方法を選んで、食べ物を大切に感謝していただきたいものですね。